こんなことをやっています

概要

 

太陽光発電システム(Photovoltaic system: 略してPVシステム)が環境にやさしい電源の一つとして非常に期待されていることは、ご存じの通りです。あとは、価格が安くなればというところですよね。たくさん発電し、余剰電力を電力会社に売り、その分で投資したコストを取り戻すという点ですよね。ということは、重要なことは何でしょう?

そう、システムの価格が安くなることもさることながら、たくさん発電することが重要なのです。環境の面でも実は、これが大事なんです。EPT (Energy pay back time、PVシステムを作るのに必要なエネルギーを発電した分で取り戻すのにかかる時間)は、通常2〜5年と言われています。だからPVシステムは、寿命を20年としたら、5年後から20年までは、環境に優しい発電をしつづけることができるつわものなんです。逆にずっと発電していなかったら?? つまり、PVシステムをつけただけでは、環境に優しいとはいえません。「日本のPV導入量は世界で一番!」なのですが、そのことを誇るのではなくて、本当は発電量を誇るべきなんです。日本は、PVで発電した電力量が世界一と!・・・重要なのは、発電量だということを忘れてはいけません。

けれども、PVは太陽エネルギーが源なので、曇ったり雨が降ったりしたときに、どのくらいうまく発電しているかわかりにくいものです。しっかり計測した事例も少ないのです。事例としては、1997年からの設置助成プロジェクトを実施した「生活クラブ生協」によるもの、また国のプロジェクト( NEDO=新エネルギー・産業技術総合開発機構による フィールドテストなど)があります。

REPPでは、このような背景から、PVシステムの実態調査をしました。それが、この太陽光発電データ分析プロジェクトです。そこから、たくさんのことが分かりました。例えば、

 

PVの発電を妨げる要因(=損失と呼びます):どんな損失があるんだろう?日陰とか?初期的な経年変化特性はあるの?ないの?

みんなの家の発電量比較

PVのピークカット効果 :東京電力による解析です

などなど。

詳細は、報告書にすべて掲載されています。とても貴重なデータです。ぜひご覧ください!

REPPの書籍紹介・報告書紹介ページへ

 

 

 

目的

 

このプロジェクトでは、世界に誇るPVについて、データを市民が計測することから見えること、市民が持つことの意味などを検討しています。本当のPVの実態を市民が評価するといったことです。多くのPVのデータを計測し、それを分析することにより、その発電状況の実態、実情を把握し、改善すべき点を発見し、そしてその改善方法などを検討してPVのさらなる普及を目的としています。 

 

 

これまでやってきたこと

 

REPPでは、東京電力とのコラボレーションにより、1997年より、協力して収集した計測データについて解析してきました。主に,東電には、ピークカットなどのPVのkW価値の評価を L5 K90などを利用して解析してもらいました。また、収集した計測データを東京農工大学 黒川浩助研究室に委託して、PVの損失量について、SV法で評価をして頂きました。さらに、様々な講師を招いて、勉強会も開催しました。

過去の委員会・セミナー

2003年12月16日(火)18:30〜 REPP事務所

2003年11月12日(水)18:30〜 REPP事務所

2003年9月30日(火)18:30〜 REPP事務所

2003年7月9日(水)15:00〜 NPOワーカーズコープエコテック

2003年4月16日(水)18:30〜 REPP事務所

2003年3月18日(火)18:30〜 REPP事務所

2003年2月6日(木)18:30〜 REPP事務所

2002年12月19日(火)18:30〜 産総研臨海副都心センター

2002年11月18日(月)18:30〜 REPP事務所

2002年10月9日(水)18:30〜 REPP事務所

2002年8月27日(火)18:30〜 REPP事務所

2002年7月16日(火)18:30〜 REPP事務所「セミナー:フライホイールについて」(東京工業大学

2002年6月11日(火)18:30〜 REPP事務所

2002年5月11日(土)13:00〜 主婦会館プラザエフ「シンポジウム:太陽光発電の可能性を探る」

2002年5月8日(水)18:30〜 REPP事務所「セミナー:REPP測定器と東電積算力計の差異について」(友常勝夫氏)